警告灯が点灯・点滅していると車検の審査をしない

警告灯
警告灯とは、運転席前にあるメーターの中で、車両に異常が発生した場合に点灯・点滅して運転者に知らせる役割をします。

ISO-国際規格で定められており、

  • 危険な状態=赤色
  • 注意が必要=黄色
  • 安全な状態=緑色
  • 水温などの温度計では高温が赤色で、低温が青色

となっています。電球が切れていないか運転者が点検できるようにエンジンONで点灯して、エンジン作動時に警告灯が消灯すれば正常です。

原動機やABSなどの警告灯が点灯・点滅している自動車はもともと車検に通らないんじゃないのと思う方が多いでしょうが、実は、今までは警告灯が点灯していても問題なく車検(継続検査)に通っていました。検査時、エンジンを始動させ警告灯が点灯しているのを検査官が確認すれば、その後の消灯を確認しなくても良かったからです。しかし、平成29年2月から、エンジンが作動している状態で、以前から通らなかった「シートベルト」などの警告灯に加えて、「前方エアバック」、「側方エアバック」、「ブレーキ」、「ABS」、「原動機」の警告灯が点灯・点滅している場合、今後車検を審査しないとNALTEC自動車技術総合機構から発表されました。

最近は色々な安全装置がついたり、ハイブリッド車や電気自動車などが増えてきたので、たくさんあって分かりづらい警告灯が増えてきましたので、事前に車両の取扱説明書をよく読んで、何の警告灯で点灯・点滅した場合の対処法はどうすればいいのか確認しておくことは大切です。

異常時の警告灯ではないですが、私の車は外気温が下がると、「ぽーん」と音がしてメーターに「外気温低下注意」と表示されるのですが、急に音が鳴ったりメーター表示が出るので、毎回すごく驚きます。正直、この機能を外してほしいなと思うのですが、路面が凍結して事故が起きるかもしれないことを知らせる重要なものだと思うと何とも言えません。

話がそれましたが、「外気温低下注意」の表示ですら、いきなり点灯するとびっくりしますから、警告灯が点灯・点滅する場合は余計に驚くと思います。もし走行中に警告灯が点灯・点滅してしまったら、落ち着いて焦らずに安全な場所に車を止めてから、取扱説明書を見て警告灯に応じた対処法を確認して行動する、分からない場合や対処が難しい場合は販売店やJAFなどに連絡するなど適切な行動をとりましょう。

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