ラグビーワールドカップ特別仕様ナンバープレートが2017年4月に出るので、
出張封印のお話をするのですが、「封印」ってなんなんですか?とよく聞かれます。

これです☟ナンバープレート封印埼玉県だと「埼」とあるアルミ製のキャップのことです。後ろのナンバープレートの左側についています。
ちゃんとした検査を受けて、正しい手続きで登録された車のナンバープレートであると証明するものになります。剥がすと再使用が難しいため、車両の盗難やナンバープレートの勝手な交換などを防ぐ、とても大切なものです。封印が破損していたり、付いてない場合は取り締まりの対象となります。ピースで指紋を読み取れてしまう現代では、デジタルより、こんな超アナログなセキュリティのほうが逆に安心感があり心強い気がします。

よくナンバープレートのボルトで回しにくい形状の物が売られていたりします。とちらも、車両盗難や勝手な交換を防ぐものですが、決定的違いは、封印は傷がついたり、すこし折れ曲がって付いていても、怪しくて、すぐに盗難車両などと分かってしまいます。回しにくい形状のナンバーボルトは、外す時に傷つこうが壊そうが、いっぱい売っている新しいボルトにしてしまえばわかりません。

ちなみに、フロントのナンバーと軽自動車には、封印がついていません。
フロントナンバーに付いてないのは、前側のバンパーはこすりやすく、ナンバープレートが付いている前側のバンパーを交換する頻度が高く、いちいち封印を交換してはいられないことと、ひき逃げなどでは、逃げる際の後ろのナンバーの目撃のほうが多いからです。軽自動車は、単純に陸運支局で登録していないので、封印がありません。最近の軽自動車はものすごく値段が高くなって、ひと昔の普通車並みになっているので、いいのかな?とは思いますが。

そんな大事な封印なので、本来は、陸運支局の敷地内で、専門の執行官しか封印の取付をすることができません。

それではナンバープレートの交換がとても大変になるので、特別に研修を受けた出張封印行政書士が、名義変更や住所変更、ご当地ナンバー、新しいナンバープレートへの交換時に
自宅や勤務先で出張封印が可能となっています。

封印は大事なものなので、失くそうものなら警察へ届けなければなりませんので、ナンバープレート交換で陸運支局から預かった封印は、通常そのままナンバープレートと共に、
直接ご依頼者様のところに持っていくようにします。だから、事務所に封印はありません。とても重要で大切な業務です。

 

地域振興も含めた新しいナンバープレートなので、企業様だけでなく個人の方も、
ラグビーワールドカップ2019特別仕様ナンバープレートへ交換をして頂きたいです。かっこいいですし。
私も、2017年の4月になったら、早めに自分の車のナンバープレートを交換しようと思っています。

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